ルパン三世パート2 145、155話アニメ版の感想

モンキーパンチ氏原作で何度かTVアニメシリーズの中で、一番多い話数なのがパート2なのですが、その中での名作といえば、宮崎駿氏が脚本、絵コンテ(スタッフクレジットにはペンネームの照樹務)を担当した145,155話の2作品と思います。145話の「死の翼アルバトロス」は、初めのシーンでルパントリオがなぜかすき焼きを食べていたら(宮崎駿氏の作品は食べるシーンが印象深いです)峰不二子がマシンガンを持って乱入したかと思えれば、手りゅう弾(といってもよくあるパイナップル型の手りゅう弾ではなく柄付手りゅう弾なのは宮崎駿氏のこだわりなのかな)が投げ込まれて急いで外に出たら峰不二子がルパンの愛車を盗んで逃げるが追っ手につかまるというのがファーストシーンですが、この回は逃げる時に走り方がいかにも宮崎駿氏のほかの作品らしくて特に後半に出てくる飛行艇のアルバトロスが飛んでいって、それをルパンが追いかけるシーンは、宮崎駿氏が最初に監督し、NHK連続アニメシリーズとしては初という未来少年コナンの最後の方に出てくる戦略爆撃機ギガントのでの攻防戦を彷彿とさせるのが印象的な回でした。155話の方はパート2の最終回で今回も宮崎駿氏が脚本と絵コンテを担当して、作画監修が大塚康生氏で原画が友永和秀氏が担当し、宮崎駿氏が初めて劇場版アニメ監督を担当した(未来少年コナンの劇場版は別の人)ルパン三世カリオストロの城のスタッフが制作したので、30分の枠なのにまるで1本の劇場版作品みたいな感じの回なのです。話の初めにいきなり天空の城ラピュタに登場したロボット兵に似たようなものが東京の空を飛んでいて宝石店に強盗に入って、アジトに戻ったら中に乗っていたのはロボット兵のラムダの発明者の娘だった(声優はカリオストロの城のクラリスや風の谷のナウシカのナウシカ役でおなじみの島本須美氏です)し、そこにはルパントリオがいたのです。