機動警察パトレイバーEZY について
OVAシリーズでのアニメ化から30周年を迎えた「機動警察パトレイバー」が新たに全3章構成にて劇場公開されるということで、今回はOVAシリーズでは後から入ってきた監督である押井守はノータッチで監督はメカニックデザインを担当していた出渕裕が監督を担当するということで、ファンが待ち望んでいた「パトレイバー」の正統な新プロジェクトであり、2017年の制作発表以来、少しずつそのベールを脱いできました。物語の舞台は、これまでのシリーズの時間軸を継承しつつも、現代に即した「2030年代」となります。かつて「夢の多足歩行機械」だったレイバーは、技術革新により汎用化・陳腐化しています。公開されたビジュアルでは、お馴染みの「AV-98 イングラム」をブラッシュアップしたような、洗練されたデザインの新型機が登場しています。特車二課がどのような編成になっているのか、野明や遊馬たちがどう関わるのかが、ファンの間で最も注目されているのもポイントです。長らく「潜伏期間」が続いていましたが、最近になって大きな動きが出てきて、2024年夏に開催されたイベントにて、「2026年プロジェクト始動(公開予定)」であることがついに明かされました。イベント上映などでは、CGと作画を融合させた迫力のパイロット映像が公開されており、イングラムが現代の街並みで動く姿が確認されています。タイトルの「EZY」には複数の意味が込められていると推測されていますが、出渕監督は「Easy(簡単、安易)」な時代への皮肉や、「Next Generation(次世代)」的なニュアンスを匂わせています。 本作では「令和のパトレイバー」として、ドローン技術やAI、現代のネット社会といった要素がどう脚本に盛り込まれるかが楽しみなところですし、過去作(初期OVAや劇場版)との繋がりについて、気になるポイントはあります。制作会社はJ.C.STAFFということで、脚本・シリーズ構成を伊藤和典が担当するということでも安心しているところです。新たに公表されたPVを見てみるとレイバーとかのメカの作画をCGを使っている感じでして、登場人物は一新されるみたいですが、以前の登場人物たちとの絡み合いとかはないのかが気がかりです。2016年に庵野秀明が主催するアニメ制作会社・スタジオカラーのオムニバス短編アニメ作品群『日本アニメ(ーター)見本市』(以下“見本市”)の劇場公開イベントにおいて“EXTRA”(番外)という扱いで、パトレイバーの完全新作アニメ『機動警察パトレイバーREBOOT』が8分という短編ではありますが、スタジオカラーが制作したということで、なかなかよくできているので、今回のアニメ化がスタジオカラー制作でないということが少し残念だと思いましたが、どうなることでしょうか?。

