メダリスト2~9話の感想
アフタヌーンというどちらかとマイナーなコミック誌に連載されているのとフィギュアスケートという競技を扱う漫画のアニメ化ということで、存在を知らなかったのでネットとかで評価が良い感じだったのでネット配信で見たみたらスポコンアニメという感じで オープニングソングは大ヒットシンガーソングライターの”米津玄師”が逆オファーでこの漫画のファンでアニメ化するのをどこからか聞いて進んで曲を提供するということで、ちょうど同じころに”ガンダムジークアクス”の曲もほぼ同時くらいで忙しいはずなのに作ってくれるのは、それだけ原作コミックが好きだという事なのです。アニメ化を決めたときにアニメ制作会社を探したそうですが、フィギュアスケートをアニメで描くにはうまいアニメーターが幾人もいるようなところではないといけないので、探していても断れるのですが”KADOKAWA”の子会社で”ENGI”というアニメ制作会社がデジタル作画と3DCGを組み合わせた作画が得意な会社ということでフィギュアスケートのシーンをモーションキャプチャーと手書きを組み合わせることで決まったようです。まだ会社の設立からそんなに立っていなくて代表作もあまりない会社に制作が決まり、原作のファンはがっかりしましたが、放映されたものを見てからはよく出来たアニメという評価で、1話ごとに泣かされる話の展開(原作漫画と比べると一部の表現がマイルドになりましたが)が評判になり、さらに3Ðと2Ðのアニメの組み合わせて描かれるフィギュアスケートのシーンでは、普通のアニメではスポーツシーンを振るには描かずにダイジェストにしますが(どうしても間延びひてしまいますから)このアニメでは ショートプログラム2分40秒を描かずに省いたりする感じですが、今作では実際にフルに描かれており、。特に第5話の主人公の祈りのライバルのひかるのショートプログラムの滑走シーンは「死の舞踏」の曲をバックに演技をして、あえて演技をしている人物の心の声を入れずに時折観覧席にいる観客やコーチなどが出るシーンが間に挟まっていますが、その間も演じしている感じで描かれており、あえて演技の説明をせずに映像と効果音だけでフルに描いており、3DCGとは思えないような描写でスムーズにスケートで演技しているのはよくあるアニメとかですごいシーンとかを登場人物が説明してこれはすごいと言わせるよりも映像と効果音だけで表現するのはすごく良いと思いました。
この作品は原作者が登場人物を実在の選手と同姓同名にならないように何らかのモチーフ(例えば動物とか)にした名前にしていますが、当初はこの作品名を”氷焔の獣”と担当者と決めて出したのですが、編集長から「クソださい」と却下されて”メダリスト”と決まったのですが(グーグル検索を考えれば”メダリスト”より”氷焔の獣”の方が検索しやすいのですが)、さらに”メダリスト!”と「感嘆符」をタイトルにつけようと様ですがそれも編集長から却下されたようです。
第9話では主人公のいのりがショートプログラムを滑りますが、演技の後にねん挫で倒れ病室に司コーチに連れていかれるのですが、その間に次の選手が滑りますが、このアニメというか原作では主人公だけではなくライバルやほかの選手の葛藤なども表現されていて次に演じる選手の絵馬は成長痛に悩まかせてなかなか進級できないのをコーチのアドバイスなどで克服し、ショートプログラムの金メダルになり、いのりは銀メダルに終わるのですが、それでも感動したのは主人公も頑張っているのですが他の選手も頑張っているのを表現しているからだと思いました。
オープニング主題歌の「BOW AND ARROW」がリリースされて、普通はMVも公開されるのですが、なかなか公開されないのでファンの中では”米津玄師”がフライングシットスピンを取得するのに時間がかかっているからなどと冗談で言われていたのですが、3月5日にMVがyoutubeで公開されると米津が歌う周りであのプロフィギュアスケートでオリンピック2連覇の金メダリストなど数々の記録がある”羽生結弦”がリンクで滑っていて、単に滑っているのではなく3回転ルッツなどの大技やアニメでも主人公の最初の決め枝であるフライングシットスピンからのブロークン・レッグなど組み込んで原作作品へのリスペクトを感じる内容を羽生自身が構成したそうです。曲の時間もちょうどスケートの競技であるショートプログラムの時間である2分50秒に合わせているのでその時間分フルに演技したのですが、一部のファンからは米津が交互に出てくるのでその分羽生が見れないという、もともと米津の曲のMVなのにぎゃま扱いされると不届きな意見が出たのですが、なんと3月13日に公開されたものは羽生結弦がフルに出るショートプログラムバージョンが公開されて、同時に”米津玄師”と”羽生結弦”との1時間にわたる対談がyoutubeに公開されることになったのです。二人ともそれぞれツアーなどで忙しい中の合間に撮影されたようで一部では羽生の上下ともGucciのコーディネーションが話題になったりしているようです。それと気になったことは主人公の名前が結束いのりで”結”と主題歌の「BOW AND ARROW」を日本語訳にすると”弓矢”となり、合わせると羽生の下の名前の”結弦” になるのは偶然でしょうか。
アニメ版では原作漫画より主人公であるいのりとクラスメイトとかの関係とかをマイルドに表現に変えているのは、おそらくどことなくいのりが発達障害のような感じがするとネットで書いている人が幾人かいるので、その点も考えられて抑え気味にしているのとは思いましたが、原作ファンからはクラス内ではぶられたりして劣等感を抱いているのをフィギュアスケートで司コーチと出会い、強い信頼感を得て、さらに母親からも認められてというある意味のカタルシスが原作漫画と違ってないのが残念だと考えているのでしょう。
メダリストを掲載しているのは講談社の青年向けコミック誌のアフタヌーンですが、この作品をアニメ化に動いたのは別の出版社ともいえるKADOKAWAのプロデューサーが速い段階から原作を読んでアニメ化企画したのですが、フィギュアスケートのシーンを原作のクオリティを下げずに表現できる制作会社が見つからずに困っていた所にKADOKAWAの子会社であるENGIが2DCGと3DCGの融合が得意ということで決まったので、制作委員会の順番が違うといいますかアニメ化に対してのやる気の度合いが違う感じがしました。

