装甲騎兵ボトムズ灰色の魔女 について

アニメーション制作会社であるサンライズ50周年記念作品として、装甲騎兵ボトムズシリーズの完全新作「装甲騎兵ボトムズ灰色の魔女(ヘクセ)」が発表されたのですが、監督には押井守氏を迎え、アニメーション制作はサンライズ、制作協力としてProduction I.Gが参加するということで、期待半分不安半分ですが、押井守監督といえば、1985年に公開予定だった劇場版第3作(後の『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』の枠)で、当初は押井守氏が監督を務める予定でしたが、その内容があまりに前衛的で「ルパン三世」という作品の根幹を揺るがすものだったため、製作中止(降板)となりました。あらすじは舞台が「虚構の東京」。ルパンが盗もうとした「天使の化石」が、実は何の意味も価値もないものであることが判明する。「ルパン三世という存在自体が虚構ではないか?」というメタフィジカルな問いかけが含まれていました。中止の理由はプロデューサー陣から「ルパンが成立しない」「これでは映画にならない」と猛反対を受けて降板したそうです。押井守監督作では「パトレイバー2」で主人公の「泉 野明」がわき役みたいになっていたり、ロボット物のアニメなのにレイバーの出番があまりないなど、作品としての出来は良いのですが問題のあるので、その点で心配です。あと「鉄人28号」が舞台化されたときは脚本・演出を担当したのですが、押井守の世界観が強く反映された、戦後史としての鉄人28号を描いている。また押井氏の「宝塚のように」という注文を受け、半ばミュージカル調になっていて、音楽は川井憲次が担当しています。ということで原作ありのものを色々改変しているので、心配していますがどうなるのでしょうか?。