チャージマン研! の感想
だいぶ前に日清のラーメンのCMにてチャージマン研のコラボCMが出たので、気になっていたのですが、最初の告知のⅩでシルエットで丸い頭のシルエットでタイトルに「ついに...カップヌードルも、あの国民的小学生と!?」という風にミスリード的に普通の人だとあの名探偵のほうを覚えだすが、よく見ると髪型が少し違うので、正式に発表した時には、色々なリアクションなどがあった模様です。
1974年に放送された10分枠で低予算で制作されたテレビアニメ「チャージマン研!」、その独特すぎる作風から、放送当時は決して高い評価を得ていたわけではなかった。しかし、ネットでニコニコ動画やYoutubeなどの動画サイトなどにアップされているのをと共に再評価の機運が高まり、現在では「カルトアニメの金字塔」として、一部で熱狂的な人気を誇っています。
物語の舞台は、科学が飛躍的に発展した未来都市。主人公の少年・泉研(いずみ けん)は、地球侵略を企むジュラル星人から人々を守るため、正義のヒーロー「チャージマン研」に変身し、日夜戦いを繰り広げる。一見すると、オーソドックスなヒーローアニメのようだが、その実態は視聴者の想像を遥かに超えるものだった。その人気の秘密は、制作背景に起因する数々の「ツッコミどころ」にある。「チャージマン研!」は、極端な低予算で制作されたと言われている。そのため、作画のクオリティは決して高いとは言えず、止め絵の多用、キャラクターの不自然な動き、背景の簡素さなどが随所に見られる。しかし、そのチープさが逆にシュールな笑いを生み出し、本作の大きな魅力となっている。
1話10分という短い尺の中に、強引なストーリーが詰め込まれているのも特徴だ。伏線が回収されない、登場人物の感情の起伏が激しい、敵であるジュラル星人の作戦が杜撰すぎるなど、常識的なアニメの文法を無視した展開が続く。視聴者は、次に何が起こるか全く予測できず、その破天荒な物語に引き込まれていく。
「これから毎日家を焼こうぜ?」「お許しください!」「よくもあんなキチガイレコードを!」など、登場人物たちが発するセリフは、その独特の言い回しや唐突さから、多くのファンの心に刻まれている。これらのセリフは、インターネット上で「チャー研語」として親しまれ、様々なパロディを生み出している。
主人公の泉研は、正義のヒーローでありながら、時にジュラル星人に対して情け容赦のない攻撃を加えるなど、その過激な行動が注目される。また、研の妹のキャロン、お供のロボットのバリカン、そしてどこか憎めない敵役のジュラル星人など、一度見たら忘れられない個性的なキャラクターたちが物語を彩る。
「チャージマン研!」を制作したのは、株式会社ナック(現:ICHI)ですが、1974年4月1日から6月28日にかけて、全65話が放送されまして、当時は、アニメ制作のノウハウがまだ確立されておらず、多くの作品が限られた予算と時間の中で作られていた時代であった。「チャージマン研!」も、そうした時代の産物の一つと言えるだろう。
「チャージマン研!」は、決して万人受けする作品ではないかもしれない。しかし、その唯一無二の魅力は、多くのアニメファンを虜にし、今なお語り継がれている。アニメ史に残る「奇跡の駄作」として、これからも多くの人々に笑いと衝撃を与え続けることでしょう。
今回のコラボに合わせて、WebCM「チャージマン研! 魔改造」篇も公開されていて、CMは「チャージマン研!」の第35話「頭の中にダイナマイト」をベースにした内容で、ボルガ博士の頭の中にニンニクとニラがぶち込まれるという衝撃的な展開となっています。

