機動戦士ジークアクス 11,12話の感想
この作品のオープニングを担当している米津玄師は曲を作るのに対して絵コンテを見してもらって爆笑したという話があるのですが、おそらく爆笑したというのは11話の後半部分のことでしょう。
制作会社のカラーの前身であるガイナックスで機動戦士ガンダム逆襲のシャアのメカデザイン(主に艦船)を担当していたり、この主題歌などを収録したアルバムのアートワークにもガイナックスのスタッフが携わっているので、その縁もあって11話のエンディング曲というのもありますが、視聴していていきなり曲が流れたときはびっくりしました。正直言って初代ガンダムやZガンダムや逆襲のシャアを見ていないとよくわからないところがあるのは、このジークアクス以外見ていない視聴者に対しては説明不足な点で、この作品単体としての評価はその点ではいまいちと思いますが、作画力と勢いで見せている感じです。
それと前話にそれぞれ持たされた銃を、マチュとニャアンのかつての親しい関係が、銃を向け合う形でぶつかり合うのは胸が締め付けられる思いでした。そして、それぞれの銃の使い方が予想を裏切る展開で、驚かれた方も多いの
11話の最後の方で聞き覚えのある曲が流れて光の中から連邦の白い悪魔が出てきた時はさすがに笑いました
ガイナックス時代からですが、最終話のサブタイトルが小説などの名前がついていて、ジークアクスの場合は富野監督著の「だから僕は」という自伝からとられています。
12話の最後の方で今までは別の人がやっていたのを過去?なところでは本家ガンダムでのシャア役の池田秀一やアムロ役の古谷徹やララァ役の潘恵子が声が出てきましたが、セイラ・マスだけは音声なし(演じていた井上瑤はお亡くなりになっているので) です。
12話ではシュウジが抱える「ララァを救う」という個人的な願いと、「世界を救う」という大義の間での葛藤が、これまでにないほど深く描かれていました。彼が下した決断、そしてその背景にある苦悩は、視聴者にとっても非常に考えさせられるものでしたね。彼の覚悟が伝わってきて、さらに物語に引き込まれました。
この作品の企画自体はだいぶ前(エヴァを製作している最中の)2018年から始まりまして、2024年12月に本作品の制作が発表されましたが、関係者のⅩでの発言でかなりぎりぎりまでにかかっていました様です。
とにかく深夜アニメを含めて放送されているTVアニメや劇場アニメが多くて、うまいアニメーターのスケジュールを抑えるのも大変なのでしかたがなかったのでしょう。
12話だけでは登場人物たちの内面などが描き切れないのに、登場人物が多いので、その点でも大変だったんでしょう。光の向こうから初代ガンダムであるRX-78が出て、TM NETWORKのBEYOND THE TIMEの曲が流れてくるところは、何回見ても笑ってしまうのです(おそらく米津玄師が爆笑したのはここでしょう)。
ジークアクスの放映が終わったと思ったら、なかなか発表がなかった閃光のハサウェイの続編のPVが出てきて、ジークアクスのマチュは親不孝者だと思いますが、その上がいるのが閃光のハサウェイの主人公であるハサウェイ・ノアなのです。

