攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Manの感想

この作品の主役を演じている少佐役の声優の田中敦子さんがお亡くなりになったことと、今作で取り扱われている”笑い男事件”が始まったのが2024年で、ちょうど今年のことなので気になったので視聴したのです。元々は士郎正宗が原作の漫画である「攻殻機動隊」を押井守が監督してアニメ映画化したのものを元にTVアニメシリーズとして制作されたのが「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」の中のエピソードの中で好評であった”笑い男事件”を160分にまとめてDVDで販売されたのが今作です。話の舞台は西暦2030年に電脳化が一般化され情報ネットワークが高度化する中で、光や電子として駆け巡る意思を一方向に集中させたとしても、「孤人」が複合体(コンプレックス)としての「個」となるまでには情報化されていない時代。複雑化する犯罪に対抗するため、内務省直属の独立防諜部隊として設立された「公安9課」(通称「攻殻機動隊」)の活躍を描いていくのですが、”笑い男事件”は劇場型犯罪で「グリコ・森永事件」や「三億円事件」や「机文字事件」や「薬害エイズ」や「丸山ワクチン」などの実際の事件を彷彿とさせる話で、その点で考えさせられる作品だと思いました。TVシリーズを見てよくわからなくなったのですが、今作を視聴すれば”笑い男事件”だけをフォーカスしたものですのでその点で今作でを新たてめてみて理解しやすくなりましたし、単純に敵を倒して終わるのではなく政治的に決着するのがこの作品らしくていいと思いました。