夏へのトンネルさよならの出口アニメ版の感想

八目迷によるのライトノベルをアニメ映画化されたものですが、原作での余分なところがカットされていて、登場人物もあまりいないので見ていて楽でした。「ほしのこえ」などの新海誠の作品みたいにものすごく美術にすごいわけではないのですが、それでも美術には力を入れている作品で、この作品のテーマの一つである時の経過を季節の背景で表現しているのです。監督のこだわりか興行的な関係なのかわかりませんが、ダブル主人公である塔野カオルと花城あんずが声優ではなく俳優が声を担当していたので、プロの声優と違って少し棒読み気味なのが残念でした。昨年公開された作品ですが、あまり宣伝としていないのか分からないのですが私はこの作品が公開されたことも知りませんでしたし、興行収入も1億円だけみたいでAMAZONプライムで偶然見て知ったところです。上映時間が83分とあまり長くないのでストーリー的に中だるみがなくて、主人公の二人の関係を中心の話が展開するので、いいと思いましたが、逆にほかの登場人物(特にあんずがクラスメイトを殴ったのに殴られた相手やカオルの友達などの人物の表現がおざなりになっている感じです。小学館が100周年の記念の年に公開する映画としては寂しいかぎりです。