フルメタル・パニック! Invisible Victoryアニメ版の感想
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賀東招二原作のSFミリタリーロボットアクション小説の4作目のアニメですが、今まではシリアス展開と学園ラブコメが交互に展開していたのですが、本作はほぼシリアス展開になっています。全シリーズの製作会社である京都アニメーションから今作ではXEBEC(作業服などを作る会社とは別)が製作にあたっていますが、制作会社であるXEBECが翌年に会社を解散するなど厳しい環境で作られたのからでしょうか、TV放送時には放送延期になったり、作画崩壊するなど(それでも第1シーズンを製作していたGONZOよりましですが)していますが、メカアクションは今作では3DCGでたまに手書きでメカ作画の方はいいのですが、キャラクターの作画がいまいちの回があるのが残念です。前作までは対テロ極秘傭兵組織「ミスリル」と世界を裏から操る秘密結社・犯罪組織である「アマルガム」との戦いですが、序盤から「アマルガム」が「ミスリル」に全面的に攻撃を仕掛け、同時に「アマルガム」が千鳥かなめを連れ去ろうとするのです。
主人公の相良宗助は、「ミスリル」に所属していてアーム・スレイブでの戦闘や千鳥かなめの護衛?していますが、幼少の時に飛行機事故で一人だけ助かって「ミスリル」では上官で当時はソ連に所属していたカリーニンに保護されて、特殊機関で暗殺者としての教育を受け、“バダフシャンの虎”と呼ばれたゲリラであるマジードを暗殺するためにアフガニスタン(アニメ版では架空の国ヘルマジスタン)に送り込まれるが、暗殺に失敗し彼を不憫に思ったマジードに助けられてゲリラの一員になるが、ソ連よる総攻撃を受け、ゲリラ組織が壊滅するのですが、マジードというのはおそらくソ連のアフガニスタン侵攻後に反ソ連軍ゲリラの司令官になり、ソ連軍にしばしば大きな打撃を与えて、”パンジシールの獅子”とよばれ、ソ連が撤退しタリバーンが勢力を拡大すると北部同盟の軍総司令官になり、アメリカ同時多発テロ事件の2日前である2001年9月9日にジャーナリストを装った人物の自爆テロによって暗殺されたマスード将軍が元ネタだと思いますが、第1作目のアニメの放送が延期したのがアメリカ同時多発テロ事件のせいだったり、少し因縁めいてるのは考えすぎでしょうか。続きの話がアニメ化されないのが残念です(あまりBDやDVDなどのソフトが売れていないからでしょうからか)。原作はきれいに終わったのでそれをアニメでも見たかったのですが、と言いつつ原作小説の後日談が久しぶりに刊行されるみたいですから期待しています。
「アマルガム」の強敵たちを倒し、相良宗助と千鳥かなめは「陣代高校」は平和な日常の中通っていたのだが、そんな日々は長く続かなかった。世界各地の「ミスリル」の基地が強襲されて、テッサ率いるトゥアハー・デ・ダナンが格納されている「メリダ島」にもミサイル、アーム・スレイブによって攻撃されている。一方、日本の相良、かなめにも魔の手が迫っているのだが…。
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