新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH (TRUE)2 / Air / まごころを、君にの感想

最初にTV放送された新世紀エヴァンゲリオンの後に制作された劇場作品である、「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生」と「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」のちにその2本を再編集である「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH (TRUE)2 / Air / まごころを、君に」が劇場公開されたのもので、後に制作される「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の「序」、「破」、「ℚ」、「シン」とは話のつながりはあまりないです。「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生」と「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH (TRUE)2」はTV版1話から24話の総集編(TV版を見ないとよくわからないのですが)。後よくおぼえていないのですが、「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生」の最後のシーンがエヴァ2号機が見上げる中、エヴァンゲリオン量産機が空中を旋回して、この作品だけのエンディング曲である「魂のルフラン」が流れる所で盛り上がっているところで終わるので、そこのところが印象に残っています。本来は「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」の後に完全新作を作られる予定でしたが、庵野秀明氏のプロットでは、人類がほとんど死滅して、人を捕食する使徒が跋扈するようになった地球で、人類はATフィールドに守られたわずかな地域で生き延びており、外界とは一本の「橋」で結ばれているのみで、使途に対抗できる唯一の存在がエヴァンゲリオンで、チルドレンはエントリープラグを使わず、エヴァンゲリオンの体内に直接埋め込まれ、その都度摘出手術が行われ、一定時間を超えてチルドレンがエヴァの体内にいた場合は、外に出られなくなり、自らも使徒と化すというプロットなのですが、諫山創氏作の「進撃の巨人」によく似ているので、没になったそうです。
「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air / まごころを、君に」でまず印象に残ったのは、使途迎撃のための施設であるネルフ本部が、戦略自衛隊(セカンドインパクトの後、自衛隊は国連軍へと編入したが、南沙諸島において発生した中国とベトナムの軍事衝突を契機に、独自の軍事力を必要とした日本政府により新たに設立した。)により破壊され突破され、内部に侵入されてしまいう。侵入してきた戦略自衛隊の多淫は黒ずくめの装備で、屋内戦闘のために機動性が確保できる軽量ヘルメット、ゴーグル、防弾ベストとCQB(Close-quarters Battle:近接戦闘)に重きを置き、アサルトライフルやパンツァーファウストなどの対戦車兵器や個人用盾といった施設振興に特化した装備を整えているため、使途迎撃が主で、対人設備が整っていないネルフ本部の戦闘員ではまるで歯が立たずに一方的にやられるため、ましてやネルフの一般職員はほぼ無抵抗で殺戮されていくのですが、特に印象に残ったのは戦略自衛隊の隊員が部屋の中に向かて火炎放射器を放射し、部屋の中の様子は映らないが、部屋の中から女性の悲鳴(おそらく声は綾波レイ役の林原めぐみ氏だろうと)が聞こえるのはトラウマになりそうなシーンです。
戦略自衛隊がネルフ本部を攻撃しているときに、エヴァ2号機が再起動して、戦略自衛隊やのちに出てくる量産型エヴァンゲリオンと戦うシーンの作画とがが特によく、本作品のキャラクター作画監督をしていて、劇場版パトレイバーや攻殻機動隊などの作画監督をしていて、本作でGAINAXとともに制作会社に入っていたProduction I.G所属の黄瀬和哉氏と、メカ作画監督は当時GAINAXに所属していてTV版の作画監督や今敏氏監督の「千年女優」のキャラクターデザインと作画監督をしたり、後の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズでスタジオカラーに所属し、作画監督をしたり、宮崎駿氏監督の映画である「君たちはどう生きるのか」でスタジオジブリに所属し、作画監督を務めるなどした本田雄氏が担当していて、CGアニメではない手書きのアニメの良さがあったと思います。