機動戦士ガンダムサンダーボルト ディセンバースカイ & バンディットフラワーアニメ版の感想

1979年に放送されたTVアニメ機動戦士ガンダムを漫画家の太田垣康男氏が、外伝作品として現在連載中の漫画である機動戦士ガンダム サンダーボルトのアニメ化作品で、制作はサンライズでその中でガンダムユニコーンや閃光のハサウェイなどの製作を行っていた、第1スタジオが担当しているのでメカ作画とにかくよく、最近の作品ではメカアクションとか3DGCにする作品が多くなったのですが、この作品ではメカアクションのほとんどが手書きで、戦闘シーンがとてもいいのです。日本のアニメでは珍しくプレスコ(先にセリフや音声を作ってそれに合わせて作画する手法でおそらくは監督の意向かと)し、ディセンバースカイでは主に音楽がフリージャズを主に戦闘シーンに合わせて使っていたり、かなり力を入れて作られている感じの作品です。
一年戦争末期を舞台として、壊滅したコロニー群の一つであるサイド4(ムーア)で地球連邦軍とジオン軍の戦っていてサイド4の壊滅で自らの住む場所を失った地球連邦内のムーア同胞団が、サイド4を占拠しているジオン軍のリビングデッド師団との苛烈な戦いを繰り広げていたのが「機動戦士ガンダムサンダーボルト ディセンバースカイ」で、一年戦争後に地球連邦内の宗教国家的な組織である南洋同盟とフルアーマーガンダムで戦っていたイオ・フレミング&フレミング財団とサイコ・ザクで戦っていたダリル・ローレンツ&ジオン残党軍が地球に降りて、戦時中に開発されたリユース・サイコ・デバイスを巡り争うのが「機動戦士ガンダム バンディットフラワー」の本編のあらすじです。
作画(特に戦闘中の)がよく、フルアーマーガンダムとかサイコ・ザクなどのモビルスーツのデザインなどもよいですし、音楽の使い方やタバコを吸うシーンや無重力なのを印象させるシーンなどもよく描かれているので、アニメ作品としてよいとは思いますが、残念なことに中途半端なとこで終わっていて、作品が出てから何年たっていても続編の話も全くないのが残念です。