ラーゼフォンの感想
2001年といえば、どうしても思い出すのは9月11日のアメリカ同時テロが大きくて、その前の記憶が薄くなっているので、この作品が1月から9月まで放送されてそれを見ていた記憶があまりないので改めて観てみました。 全世界が消滅し東京だけが奇跡的に残って、都内に住む人たちはそう教えられれ疑わずに暮らしていたが、ある朝主人公の神名綾人と同級生が地下鉄に乗っていたところ脱線事故にあい、助けを求めて外に出ると防衛軍と謎の戦闘機(実は東京の外から飛来した地球連合軍)とが激しい戦闘を始めていて、そのさなかに同級生の美嶋玲香が現れる。その一方で東京の政府(MU(ムウ)と呼ばれる別次元の存在)と外部から来た女性工作員の紫東遙が主人公の身柄を確保しようとしが、主人公が遥とともに東京湾地下深くの神殿で、ラーゼフォンに乗り遥を抱えて、東京を中心とした直径160㎞の巨大な次元境界である「TOKYO JUPITER」から脱出したが、綾人は東京以外は消滅したと思っていたが東京のほかの世界があり、しかも時間の差があり外の世界では12年もの差があって、綾人は困惑しながらも遥が所属する組織であるTERRAの本部へ向かう。ひところでいえば1995年に放送されたエヴァンゲリオンの亜流といいますか、ポストエヴァンゲリオンといえばいいのか、エヴァンゲリオンがはやったからそれに似たような巨大ロボットアニメ(実際にはロボットではないですが)、設定とか演出とか人間関係がドロドロしているところとか似通っていて見ていてこれエヴァのパクリいやオマージュじゃないかと思い見ましたが、エヴァのTV版は最後投げたような終わり方でしたが、この作品は謎や伏線などをほとんど出して終わったのが好印象ですが、26話も話が合って中だるみがあったのですが、翌年の劇場版で話をコンパクトにまとめたようなので(見ていないのでよくわからないのですが)その点は好印象です。当時のTVシリーズ26話に割には全体の作画レベルが高く、特に1話とかは劇場アニメ並みのキャラクター及びメカ作画だと思いました。それもそのはずで、この作品を制作したのはガンダムとのロボットアニメ制作でおなじみなサンライズで機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORYやカウボーイビバップなどの作品に携わっていサンライズ第2スタジオのスタッフが独立して作った会社であるボンズが設立してまだ2年目だというのに作ったオリジナルロボットアニメで作画については中盤ではさすがにいまいちになりますが、その点は問題はないのですが、この作品の原作は制作会社のボンズとメカデザインや小説の挿絵で多彩に活躍している出渕裕氏の初監督と原作を担当し、デザインやイラストで活躍している人が、その方面では携わずに原作と監督(劇場版では総監督)はどうかと思いました。放映当時からエヴァンゲリオンとの関係といいますか、似通った所を言われてみましてたですが、監督の庵野秀明氏とは仲が良くて劇場版新エヴァンゲリオンから、出渕裕はデザインで活躍しゼーレのシンボルマークをリファインなどしているということです。ちなみに出渕裕といえば私個人的にいえば昔パソコン雑誌のコンプティークという雑誌で連載されていたロードス島戦記(エーゲ海南部にあるロードス島とは関係ない)の連載時にファンタジー小説に挿絵として書いていた中に妖精であるエルフの耳を長く描いたため日本ではエルフといえば長い耳というのが印象に残った。ラーゼフォンで思い出深いかいと言いますか印象深い話第19話のブルーフレンドで、あまり詳しくは書きませんが、主人公の神名綾人が幼馴染である朝比奈浩子と二人きりで逃避行をしている所に敵が出現し、神名綾人がラーゼフォンに乗り込み朝比奈浩子を守るために戦うが実は、という話ですが原作者である出渕裕氏が好きな勇者ライディーンのオマージュですが、夜の中ラーゼフォンが戦う中電飾やらビルの窓の光の文字が朝比奈浩子の心の声として表れて、演出的に良かったと思います。

