機動戦士ガンダム0083スターダストメモリーの感想
話の時系列的には、初代のガンダムとZガンダムの間の話ですが、この作品が作られたのはZガンダムの後で逆襲のシャアの時ぐらいに作られたので、モビルスーツの性能がのちのZガンダムの時より高性能だったりして、矛盾点がありますが、何とか後出し的に設定をZガンダムにつなげています。とにかくメカ作画やアクションやキャラ作画が特によく、戦闘シーンはガンダムシリーズで屈指の出来だと思いますし、モビルスーツのデザインも主人公のコウ・ウラキの乗るガンダムGP01とライバルのアナベル・ガトーの乗るガンダムGP02がかっこよく(デザインはマクロスのバルキリーとかをデザインされた河森正治氏です)、GP02に戦術核が搭載されたアイデアは、河森正治氏だそうです。話の展開的には、核を搭載したGP02がジオン残党に強奪されて、取り返すために残されたGP01と強襲揚陸艦アルビオンで追いかけるのが話の前半で、見どころのメカアクションでは、どの回のシーンもいいのですが、特にいいのは前半戦では、核を発射した後のGP02とGP01がビームサーベルで戦うシーンとかが特によかったです。ただ問題なのは、この作品のヒロインであるニナ・パープルトンの行動で、ガンダムGP計画のシステムエンジニアとしてアルビオンに乗り込んでいるのですが、ガンダムGP01に変な愛着をもったり、パイロットのコウ・ウラキと間に恋愛感情みたいな感情なものが出てきたと思ったら、敵であるアナベル・ガトーと過去に付き合っていて、後半の方でガトーをかばうような行動を起こしたりするので、ネット上ではパープルトンをやゆって紫豚というありがたくないあだ名で呼ばれていました。主人公のコウ・ウラキやニナのその後はいいのですが、他のメンバーはZガンダムで敵役になるティターンズに入隊しているし、アルビオンの艦長は事件の責任を取らされるというかスケープゴートにされてしまうという、あまりよくない終わり方になってしまったのは残念でした。


